[Event] 銀座七丁目書店

Added on by Yusuke Nakajima.

POSTは4月1日(月)から開催される期間限定の書店「銀座七丁目書店」に参加いたします。

【イベント概要】

銀座七丁目書店

会場: MMM (メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-4 DNP銀座アネックス
会期: 2024年4月1日(月)~2024年5月31日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 日曜日、祝日

主催:MMM (メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド)
企画監修+ブックディレクター:櫛田 理
アートディレクター:服部一成
会場構成協力:比嘉悠樹(räume.spaces)


【参加デザイナー】
浅葉克己、上西祐理、岡崎智弘、岡﨑真理子、尾中俊介、葛西薫、サイトヲヒデユキ、佐々木俊、鈴野浩一、関本明子、祖父江慎、立花文穂、田中せり、田中義久、田中良治、田部井美奈、服部一成、羽良多平𠮷、マイク・エーブルソン、エーブルソン友理、山口信博

【参加書店】
パージナ、räume.spaces、東塔堂、nostos books、TRANS BOOKS、二手舎、FRAGILE BOOKS、POST

 

「銀座七丁目書店」は、デザインの世界にあそぶ期間限定の本屋です。

世代を超えた21人のデザイナーが選ぶ「たいせつな本」の特集棚、名物店主の本棚、立花文穂とFRAGILE BOOKSによる本の展示、トークイベントなど様々なコンテンツが予定されています。

また、会期中おとなりのgggでは、文字や言葉の視覚表現をたたえる国際賞「TDC 2024」の受賞作品やノミネート作品を展示が開催されます。

「銀座七丁目書店」と、あわせてお楽しみいただけると幸いです。

[Exhibition] Elena Tutatchikova / On a Windy Path | 風の音が道になって

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、エレナ·トゥタッチコワの展覧会「On a Windy Path | 風の音が道になって」を開催いたします。

©︎ Elena Tutatchikova

【展覧会概要】

Elena Tutatchikova / On a Windy Path | 風の音が道になって

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2024年3月9日(土)~2043年3月31日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日

在廊&サイン会: 2024年3月9日(土) 16:00-18:00
エレナ・トゥタッチコワが在廊し、作品集『聴こえる、と風はいう』と、冊子『Echoes: O』のサイン会をします。参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。

 

今回の展覧会は、トゥタッチコワの作品集『聴こえる、と風はいう』(ecrit、東京、2022年12月)の刊行を記念して開催されます。

『聴こえる、と風はいう』は、作家自身が置かれた環境、そして世界が大きく変化する転換的な時期となった2019年からの3年間に制作されたドローイング、セラミック、詩やエッセイ、インスタントフィルム写真などを収録した作品集です。
人間としていかに世界を想像し経験し、表現できるかを問い続け、眼だけでなく、歩き、手で触れ、多種の感覚器官を通じて世界と接し実践するトゥタッチコワの制作。彼女の作品は音と言葉、視覚と触覚、全てが同じ世界にあり、繋がっています。

本展では、『聴こえる、と風はいう』に収録された作品の他、新作のセラミックやドローイング、そしてトゥタッチコワが2023年9月に自身で発行した、手描きの線が一枚一枚に描かれた冊子『Echoes: O』を展示します。

『聴こえる、と風はいう』に収めた、トゥタッチコワが歩き、観て、聴いて、触れた世界を、展示と書籍を通じて感じていただければ幸いです。
この機会にぜひご来場くださいませ。

エレナ·トゥタッチコワ|Elena Tutatchikova

アーティスト
1984年ロシア、モスクワ生まれ。現在、京都市在住。2003年、チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院付属中央音楽学校卒業。2011年、ロシア国立人文大学東洋文化·古典古代学部卒業。2020年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現科博士課程修了。
第 38 回写真の町東川賞 特別作家賞 受賞。「VOCA展2023」奨励賞 受賞。
著書に『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』(torch press、2016 年)、『聴こえる、と風はいう』(Ecrit、2022年)。
近年の主な個展に「Days With the Wind | 風の日は島を歩く」高松アーティスト·イン·レジデンス2020(女木島、高松市、2021年)、「道は半島をゆく」(知床半島内の複数会場、2018)、グループ展に「新しいエコロジーとアート」東京藝術大学大学美術館(東京、2022)、「開館20周年記念展 Flower of Life 生命の花」 ヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡、2022)、「FACES」SCAI PIRAMIDE(東京、2021)、「Land and Beyond | 大地の声をたどる」ポーラ ミュージアム アネックス(東京、2021)など。

[Exhibition] 川内倫子 / いまここ

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、谷川俊太郎・詩、川内倫子・写真絵本『いまここ』の発売を記念して、展覧会を開催いたします。

©︎ Rinko Kawauchi

【展覧会概要】

川内倫子 / いまここ

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2024年2月3日(土)~2024年3月3日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
*初日のトークイベントはギャラリースペース内で行うため、開催時間にご来店いただくと展示をゆっくりとご覧いただけません。ご注意ください。

レセプション: 2024年2月3日(土) 17:00-19:00
*参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。


トークイベント
写真展の初日に、川内倫子と原田郁子、本書のアートディレクションを手がけたサイトヲヒデユキのトークイベントを開催します。「いまここ」の写真とたくさんの本に囲まれながら、「いまここ」の時間を共有するつどいです。

出演:川内倫子、原田郁子、サイトヲヒデユキ

日付: 2024年2月3日(土)

14:30 受付開始
15:00 トークイベント開始
16:30 トークイベント終了

定員:30名

料金:1,500円(税込)
*終演後、川内と原田によるサイン会を開催いたします。

参加をご希望の方は、以下のリンクよりお申し込みください。
https://talkevent-rinkokawauchi-imakoko.peatix.com/
*トークイベントは満席となりました。

 

『いまここ』は谷川俊太郎の詩に、川内倫子が写真を合わせた写真絵本。日本科学未来館で上映されたプラネタリウム「暗やみの色」から始まった、原田郁子の楽曲「いまここ」の谷川の詩から生まれた一冊です。原田の楽曲「いまここ」は、2023年発売された15年ぶりのソロアルバム「いま」に収録されている、0歳から91歳までの声、谷川自身の朗読、呼吸音、心音、rei harakamiのサウンドをフューチャーした11分半におよぶ大作となります。楽曲制作時に原田が川内の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことから、「本」としてのプロジェクトが動き出しました。

言葉と写真が呼応するように川内自身が構成した写真絵本『いまここ』では、アートディレクター・サイトヲヒデユキのデザインによって、言葉自体もリズムを持ちながらページが流れていきます。自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩。それが静けさの中に自然の息づかいを感じる瑞々しい写真と重なり合うことで、寄り添いながらも、時空を超えた旅へと連れて行ってくれます。

本展では写真絵本から川内がセレクトした写真作品のほか、原田の楽曲「いまここ」のために川内が新たに制作した映像も上映予定です。

この機会にぜひご来場くださいませ。

 


書籍『いまここ』

仕様:197 x 220 mm/上製本/64P
詩:谷川俊太郎
写真:川内倫子
企画:原田郁子
デザイン:サイトヲヒデユキ

言語:日本語・英語

定価:2,500円+税
発行:torch press

[Event] POST in VAGUE

Added on by Yusuke Nakajima.

1月19日(金)より、VAGUE KOBEにてRuth van Beek(ルース・ファン・ビーク)の展覧会が開催されます。それに合わせて約1ヶ月の間、「POST in VAGUE」と題し、同ギャラリー内でポップアップストアを開催いたします。

【イベント概要】

POST in VAGUE

会場: VAGUE KOBE
〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通9-2 チャータードビル4F
会期: 2024年1月19日(金)~2024年2月26日(月)
時間: 12:00-18:00
定休日: 火曜日〜木曜日
*初日はPOSTのスタッフが在廊いたします。

POSTでも昨年末に展覧会を開催したオランダの作家、Ruth van Beek(ルース・ファン・ビーク)の展覧会開催に合わせて、VAGUE KOBE内にポップアップストア「POST in VAGUE」が設置されます。オランダから新く仕入れた書籍を中心に、POSTのメインラインアップも並ぶ予定です。

展覧会では、POSTでは未発表の作品もご覧いただけます。展覧会と書籍、どちらも合わせてお楽しみください。

[Exhibition] Fragments of MMA

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、『MMA fragments』の最新号である『03: GLASS』 の刊行を記念し、展覧会を開催いたします。

【展覧会概要】

Fragments of MMA

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2024年1月20日(土)~2024年1月28日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日

レセプション: 2024年1月19日(金) 17:00-19:00
*参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。
*会場の混雑状況により、ご入場までお待ちいただく場合がございます。


トークイベント
展示期間中に、トークイベントを2回開催いたします。ぜひご参加ください。

①MMA Fragments ができるまで
日程:1月20日(土) 15:00 ~ 16:00
登壇者:小酒井祥悟(Siun)x 工藤桃子(MMA Inc. )
モデレーター:深井佐和子(『MMA fragments』編集長)
定員:30名
料金:1,000円(税込)
ご参加をご希望の方は以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://2024-1-20-talkevent-fragmentsofmma.peatix.com/


②MMA fragments Vol.3 GLASS刊行によせて〜建築とガラス〜
日程:1月27日(土)15:00 ~ 16:00
登壇者:藤森照信氏(建築史家・建築家) x 工藤桃子(MMA Inc. )
モデレーター:深井佐和子(『MMA fragments』編集長)
定員:30名
料金:1,000円(税込)
ご参加をご希望の方は以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://2024-1-27-talkevent-fragmentsofmma.peatix.com/

 

『MMA fragments』は、2022年春からこれまでに『01: RRR』『02: TILE』の2冊を発表してきました。 このジャーナルは、建築事務所であるMMA Inc.が一貫して持ち続けてきた、自然から着想を得て、新たな建築素材を発想し、そのエレメントを都市の中に配置するというアプローチを、書物という半永久的に時を超えていくメディアを通じて表現したものです。2024年1月刊行の3号目となる『03: GLASS』では、ガラスを用いた建築やアートなど多様なアプローチを取り上げ、素材自身が持つ可能性を探求しました。

本展覧会では、MMA Inc.がこれまで実際のプロジェクトで使用してきた実践の「かけらたち(fragments)」を展示いたします。

MMA Inc.が設計に際して行う多面的なリサー チやテスト。そこには常に、場所に固有の文化、工法、素材への関心とリスペクト、そして職人や工房とのコミュニケーションがあります。様々なインスピレーションや実験、プロトタイプを等価に観察しながら、唯一の空間をデザインしていく、そんなMMA Inc.のアプローチを垣間見ることができる展示です。

MMA Inc.が手がけてきた数え切れないほどの「かけらたち(fragments)」の集積から生まれる空間と、その創造のプロセスをどうぞご覧ください。

[Exhibition] Charlotte Dumas / A Terra

Added on by Yusuke Nakajima.

12月15日(金)より、オランダの写真家シャルロット・デュマの展覧会を開催いたします。初日には作家在廊の元、レセプションパーティーを開催いたします。

©︎ Charlotte Dumas

【展覧会概要】

Charlotte Dumas / A Terra

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年12月15日(金)~2024年1月14日(日)
*2023年12月28日(木)~2024年1月4日(木)は年末年始休業となります。
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日

レセプション: 2023年12月15日(金) 16:00-19:00
参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。

シャルロット・デュマはアムステルダムを拠点に活動する女性写真家です。彼女はこれまでの作品で、9.11事件の被害にあった人々を救うための救助犬や、アメリカの国立墓地で葬儀のために働いている馬車馬など、人間との関わりの中にいる動物を被写体として制作を続けてきました。

今回POSTでの展覧会では、イタリア・パレルモに住む野良犬を被写体とした作品「A terra」をご紹介します。

2006年の春から数ヶ月間、シャルロットはパレルモの街を見下ろすことのできる宿泊施設に滞在していました。
そこから街を観察する中で、彼女は野良犬たちに注目するようになります。野良犬たちが日陰でのんびり過ごす様子を見たり、夜中に吠える声を観察し、写真に納めました。
昼間に港の周辺や露店の肉屋を走り回っている彼らは、夜には丸くなって眠ります。胎児のようでもあり、墓で眠っているようにも見えるその姿は、重力と時間性を表しています。群れやグループに属することとはどういうことなのでしょうか。穏やかで謙虚な集合体を成している彼らをみていると、憧れの気持ちさえ感じるのです。

展覧会では「A terra」シリーズの作品だけではなく、シャルロットが今までに刊行した全ての作品集を展示いたします。また会場では水彩画が付属した「A terra」のスペシャルエディションも販売いたします。

彼女の作家活動を多角的に楽しむことができる貴重な機会、皆様のお越しをお待ちしております。

 


Charlotte Dumas / A TERRA

Van Zoetendaal Publishers
46ページ
ソフトカバー
270 x 180 mm
9789072532541
2023年

7,150円(税込)

[Event] Stephen Gill’s No Fare, Very Fair, Print Fair

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、スティーブン・ギルのプリントフェアを開催いたします。

【イベント概要】

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年11月16日(木)~2023年11月18日(土)
時間: 11:00-19:00(初日は16:00からの開催になります。)
*スティーブンの在廊の予定はございません。

*ご好評につき、会期を19日(日)まで延長いたします。
また、19日(日)18:00-19:00にスティーブンが在廊いたします。

スティーブン・ギルの「Coming up for Air」「B Sides」「Hackney Flowers」「Night Procession」「The Pillar」などのさまざまな作品のプリントを販売いたします。
最新作のコロタイプ印刷で制作した「The Pillar」をPOSTでご覧いただける最後の機会となっております。

未発表のプリントもたくさんご用意しておりますので、この機会にぜひお越しください。



【EVENT】

Venue: POST
〒150-0022 Ebisuminami 2-10-3, Shibuya, Tokyo Japan
Date: 16th-18th November, 2023
Hours: 16th: 16:00-19:00
17th, 18th: 11:00-19:00

The print fair will take place over three days starting tomorrow 16th November. The works presented for the first time will be from various series by Stephen Gill including - Coming up for Air, B Sides, Hackney Flowers, Night Procession and The Pillar. A selection of signed books and posters will also be available.

[Exhibition] Ruth van Beek

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、オランダのアーティスト、Ruth van Beek(ルース・ファン・ビーク)の展覧会を開催します。12月2日(土)には作家在廊のもと、レセプションパーティーを開催いたします。

©︎Ruth van Beek

【展覧会概要】

Ruth Van Beek
会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年11月10日(金)~2023年12月10日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
協力: オランダ大使館

レセプション&ブックサイニング: 2023年12月2日(土) 16:00-19:00
参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。


Ruth van Beek(ルース・ファン・ビーク)は、オランダのコーフ・アーン・デ・ザーンを拠点に活動するアーティストです。古い雑誌や本から切り抜いた膨大なファウンドフォトを再構築してコラージュ作品を作ることで知られています。

ありふれたオブジェクトが、ルースの手によって独自の身体と生命を持ち、命を宿しているように見えるのが特徴的です。作者は自身で収集したアーカイブに目を向け、折り曲げる、スライスする、カットするといったシンプルな手法で、作品を生み出していきます。

今回の作品における重要な要素に、ルースの母が彼女にのこした3冊のバインダーがありました。このバインダーには丁寧にコピーされたレシピと写真が貼り付けられており、インデックス、手書きの文字、変色したページなどがスクラップされていました。彼女が家庭に関するマニュアル本に夢中になった理由だといいます。

15歳の時に亡くなった実母の姿を、女性としてでなく、母としてのみ記憶しているルースは、「母から多くのことを学んだが、すべてではなかった。そしてその不完全さの中に、私にとって貴重なリソースがある。」と話します。

振り返った時に温かさを持ちながら、時間の経過によって歪められた記憶のような不完全さの中に、ルースにとっての貴重なリソースがあるのです。その開かれた終わりや不完全さが、彼女の作品に漂う雰囲気なのです。

 

Ruth van Beek / The Oldest Thing

Van Zoetendaal Publishers
512ページ
ハードカバー
160 x 120 mm
9789072532565
2023年
9,000円 +tax

[Event] Stephen Gill / Magnificent Failure

Added on by Yusuke Nakajima.

POSTとNobody Booksはドーバー ストリート マーケット ギンザ 7階 書籍スペース BIBLIOTHECA(ビブリオテカ)にてStephen Gill(スティーブン・ギル)のスペシャルイベント「Magnificent Failure」を開催いたします。

©︎Stephen Gill

【イベント概要】

会場: BIBLIOTHECA
〒104-0061 東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館7階
開催日: 2023年10月28日(土)
時間: 14:00-18:00

DOVER STREET MARKET GINZAが開催するイベント「OPEN HOUSE」はシーズン毎に企画される特別な1日です。1階から7階の各フロアでインスタレーションや限定アイテムが展開され、イベントに招待された国内外のデザイナーやアーティストと直接交流できる機会となっています。
7階のBIBLIOTHECAでは、イギリスの写真家スティーブン・ギルによるトークイベントと作品のプレゼンテーション、また来場者の方に向けたネイルプリンティングサービスをご用意しております。

このイベントでは、スティーブンの新刊『Magnificent Failure』と、当日店頭でご購入いただくことのできるヴィンテージプリント、またコロタイプ印刷で制作した未発表のプリントがお披露目になります。またこのイベントのためにTシャツとポスターも用意しており、ヴィンテージプリント以外はオンラインサイトでもご購入いただけます。
同日には写真家のホンマタカシさんのワークショップも開催され、楽しい1日になりそうです。

お近くの方はぜひ当日お立ち寄りください。遠方の方もオンラインストアをご覧いただけると幸いです。

*オンラインストアは26日の公開を予定しています。
https://post-books.shop/?category_id=652faaeb2753830032e59fef

 

【コンテンツ紹介】

◯トークイベント
スティーブン・ギルが35年に渡る写真活動を紹介します。スティーブンと意見交換し、彼の作品について質問することのできる貴重なチャンスとなっております。
予約不要、参加費無料となっておりますので、ぜひご参加ください。

時間: 14:30-15:30
場所: Rose Bakery(BIBLIOTHECAの横のスペースになります)
*日本語通訳が入ります。


◯ネイルプリンティング
スティーブン・ギルの作品をネイルプリンティングマシンを使用して爪にプリントいたします。手の中での小さな展覧会をお楽しみください。

時間: 15:30-
*参加費無料、ご予約不要となっております。材料がなくなり次第終了とさせていただく場合がございます。


◯新作写真集「Magnificent Failure」
今回のイベントに向けて、スティーブンの主催するレーベルNobody BooksとPOSTで新しい作品集を制作しました。
本書に収録されているイメージは、スティーブンの他の作品集の印刷中に偶然生まれたものです。
オフセット印刷では、インク調整を目で確認するために、版の交換時やマシンを温める際に、印刷機に紙を通します。この紙は節約のために同じものが使われることが多く、シートの上にさまざまなイメージが重なって生まれた「Magnificent Failure」が誕生しました。画像がオーバーラッピングすることで予定されていないイメージが生まれ、これを目にしたスティーブンは印刷所のゴミ箱からこのシートを救い出したのです。

Magnificent Failure
ページ: 34
サイズ: 275 x 216 mm
仕様: ソフトカバー
部数: 750部
2023
ISBN: 9784991313813
価格:4,500円(税抜)

Magnificent Failure Print Edition
プリント: ユニークオフセットオーバープリンテッドイメージ
(サイン、日付、ナンバー入り)
プリントサイズ: 160 x 225 mm
イメージサイズ: 120 x 170 mm
部数: 20部
2023
ISBN: 9784991313820
価格:25,000円(税抜)
*プリントの指定はできかねます



◯ポスター

スティーブン・ギルの最新作「Magnificent Failure」を含む7作品から1絵柄ずつポスターを制作しました。存在感のあるサイズになっております。ぜひご自宅にお持ち帰りください。

・ポスター
Coming Up For Air - Large Poster
Coexistence - Large Poster
Hackney Flowers - Large Poster
Magnificent Failure - Large Poster
Night Procession - Large Poster
Please Notify the Sun - Large Poster
The Pillar - Large Poster

サイズ:800 x 600 mm
価格:各4,000円(税抜)
*7枚セットもご用意しております。(価格: 22,000円(税抜))



◯プリント

京都の印刷所、便利堂のコロタイプ印刷を用いてシリーズ「The Pillar」から未発表のプリントを制作しました。コロタイプは19世紀半ばにフランスで発明された顔料を用いた写真の古典印画技法で、網点がない連続階調を特徴とし、色彩の微妙なニュアンスやラインの繊細さを再現することができます。
今回のイベントに合わせて、会場限定で3枚のプリントをセットにしたものも販売いたします。
スティーブンの作品を美しい印刷でお楽しみください。

エディション: 30 +A.P.5
サイズ: 530 mm x 420 mm
イメージサイズ: 369 x 272 mm
サイン、日付、ナンバー入り
印刷: コロタイプ印刷
価格: 120,000円(税抜)
*10月28日限定で、3枚セットのプリントを345,000円(税抜)でご案内いたします。



◯Tシャツ

「Magnificent Failure」に収録されている今回のイベントのメインイメージを前面に大きくプリントし、作家による手書き文字をそえたデザインになっています。
価格:各8,000円(税抜)



◯過去に刊行された作品集とプリントの販売
作家自身で主宰する出版レーベルから過去に刊行された作品集と、以前制作したプリントを販売します。「Magnificent Failure」は作家の今までの作品が重なってできた新しい作品なので、過去作から元のイメージを探してみるのも面白いかもしれません。

 

【プロフィール】
Stephen Gill
(b. 1971, Bristol, UK) became interested in photography in his early childhood, thanks to his father and interest in insects and initial obsession with collecting bits of pond life to inspect under his microscope.
Gill has emerged as a major force in British photography, his photographic work has been exhibited and held in collections at many international galleries and museums.
Gill has gained special recognition for his photographic portfolio, numerous original and beautiful self published books.

[Event] DAVID HORVITZ BOOK SIGNING & STAMP POETRY WORKSHOP at POST

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、アーティストのデイビッド・ホーヴィッツをお招きし、ブックサイニング&ワークショップを開催いたします。

©︎David Horvitz

会場: POST
   〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
日程: 2023年10月18日(水)
時間: 17:00-19:00
協力: Edition Taube、twelvebooks、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO

参加費: 無料
*予約不要でどなたでもご参加いただけます

 

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのアメリカン・ジャパニーズアーティスト、デヴィッド・ホーヴィッツ(David Horvitz)のワークショップ、ブックサイニングを開催いたします。“都市空間” で行われる日本初の屋外型国際写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」の開催に伴う来日により、本イベントが実現いたしました。

ワークショップでは、ホーヴィッツがロサンゼルスから持参した手作りのラバー・スタンプを用います。スタンプは、「水」のさまざまな状態を表す日本語がセレクトされています。例えば「川」「海」「雲」そして「あなた」。「あなた」の身体もまた、水の形の一つであるためです。このスタンプは、さまざまな国の言語を用いて作る視覚詩の作品シリーズの一つであり、参加者はスタンプを押すことで、自分だけのオリジナルプリント作品を作り、そのまま持ち帰ることができます。当日ホーヴィッツが制作したスタンプ・プリントの販売もございます。

また、会場では、ホーヴィッツがロサンゼルスより持参したポスター、プリント作品「Teach Your Children To Slurp Noodles」、「Nobody Owns The Beach poster」もあわせて販売するほか、ドイツの出版社「Edition Taube」から刊行されたホーヴィッツの作品集も展開し、ブックサイニングを開催いたします。奮ってご参加ください。

 

David Horvitz (デヴィッド・ホーヴィッツ)
アメリカのコンセプチュアルアーティスト。写真、アーティストブック、パフォーマンス、インターネット、メールアート、サウンド、ゴム印、美食、自然環境など、カテゴライズされることを拒むようなあらゆる形態の作品を制作。
場所、人、時間を隔てる距離に問いを投げかけ、これらの距離を利用したり、弱体化させたり、場合によっては消失させることの可能性を探っている。

Web : http://www.davidhorvitz.com/
Twitter : https://twitter.com/davidhorvitz/
Instagram : https://www.instagram.com/davidhorvitz/

 

【販売ポスター】
Teach Your Children To Slurp Noodles
915 x 635 mm
2013
Edition of 100
¥40,000

Nobody Owns The Beach poster
609 x 457 mm
2015
Edition of 400
¥3,500

[Exhibition] ホンマタカシ | Tokyo Olympia Reconstruction 即興

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、ホンマタカシの新しい作品集『Tokyo Olympia』の刊行を記念して、展覧会を開催いたします。

©︎Takashi Homma

【展覧会概要】
Takashi Homma / Tokyo Olympia Reconstruction Sokkyou

会場:POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:2022年10月13日(金)~2022年11月5日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日
協力: TARO NASU


ワークショップ
書籍『Tokyo Olympia』内に使用されている作品を、ホンマさんがカッターでカットし、参加者の方々がその断片を自由に手作業で組み替え、新しいイメージを作るワークショップです。
制作した新しいイメージはご自宅へお持ち帰りいただけます。

日付: 2023年10月15日(日)

13:30 受付開始
14:00 ワークショップ開始
16:00 ワークショップ終了

子供(高校生以下):5,000円(税抜)
大人:15,000円(税抜)

ご参加をご希望の方は以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://event-tokyoolympia-reconstruction-sokkyou.peatix.com/

 

書籍『Tokyo Olympia』はホンマの代表的とも言える作品『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(1998年光琳社刊)の続編であり、再解釈となる作品集です。
東京オリンピックの開催や、築地市場の豊洲への移転など刻々と変化する都市の景色と、決して変わることのない街並みを6年間以上にわたり撮影し、1冊にまとめました。

今回の展覧会では、デザイナーによる、ホンマの写真を再構築した作品の展示を行います。参加デザイナーは、石塚俊、加瀬透、小池アイ子、山田悠太朗、米山菜津子、脇田あすかの6名で、『Tokyo Olympia』に掲載されている作品を、それぞれの解釈でコラージュしました。

また、作品集『TOKYO OLYMPIA』『THIRTY-SIX VIEWS OF MOUNT FUJI』の販売と、それぞれのシリーズから制作したポスターの販売も行います。

この機会にぜひお立ち寄りいただけると幸いです。

 

【販売書籍情報】

TOKYO OLYMPIA
board book
100 pages
215 x 288 mm
color
2023
NIEVES
14,000円(税抜)

THIRTY-SIX VIEWS OF MOUNT FUJI
softcover
80 pages
240 x 300 mm
color, black and white
2023
MACK
7,500円(税抜)





【販売ポスター情報】

TOKYO OLYMPIA
594 x 444 mm
Ed: 100
4,500円(税抜)

THIRTY-SIX VIEWS OF MOUNT FUJI
594 x 444 mm
Ed: 100
4,500円(税抜)

 

【参加デザイナープロフィール】

石塚俊
1983年埼玉県生まれ。2007年早稲田大学第一文学部卒業。現代美術や舞台芸術、音楽、ファッションなどの分野において、宣伝美術をはじめ書籍装丁やディスプレイデザインに取り組む。自身のスタジオ/プロジェクトスペース「ピープル」を運営。JAGDA新人賞2023受賞。


加瀬透
1987年、埼玉県生まれ。美術・書籍・音楽・ファッション等の領域でのグラフィックデザインワーク、また自身がグラフィックそのものの性質と考える「痕跡」「弱さ」「非自立性」「大量生産品による立ち上がるイメージの場」等を巡る制作・展覧会を行い、各種メディアへのコミッションワーク等も行う。近年の個展に『2つの窓辺』(CAGE GALLERY、2021)。また『エナジー・イン・ルーラル|Energies in the Rural』(国際芸術センター青森 ACAC、2023)に梅沢英樹氏の共同制作者として展覧会へ参加。受賞歴にJAGDA新人賞等。京都精華大学 メディア表現学部 イメージ表現専攻 非常勤講師(2023–)。


小池アイ子
1989年、東京都生まれ。セントラル・セント・マーチンズ大学グラフィックデザイン学部卒業後village®に所属し、2016年に独立。「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」のアートディレクション/グラフィックデザインなどを手がける。


山田悠太朗
1992年北海道生まれ。2018年東京藝術大学 大学院修士課程修了。2018年より田中義久に師事、現在centre Inc. 所属。文化施設や展覧会のVI、サイン計画、作品集や書籍の装丁などのグラフィックデザインと、収拾した不用品を支持体とした絵画の制作を並行して行う。主な展覧会に「ストレンジャーによろしく(」石川、2021)、「Flatways」(centreproject、東京、2022)、「杭とトンガリ」(杭とトンガリ、東京、2023)、「うららか絵画祭」(東京、2023)、などがある。


米山菜津子
1981年東京生まれ。2003年に東京藝術大学デザイン科卒業、グラフィック・エディトリアルデザイナーとして活動開始。CAP、PLUG-IN GRAPHICを経て2014年にYONEYAMA LLC.を設立。出版レーベルYYY PRESS主宰。オムニバス冊子『GATEWAY』を不定期で発行するほか、オルタナティブスペースSTUDIO STAFF ONLY運営としても活動している。
http://natsukoyoneyama.tokyo.jp


脇田あすか
グラフィックデザイナー・アートディレクター。1993年生まれ。東京藝術大学デザイン科大学院を修了後、コズフィッシュを経て独立。あらゆる文化に対してのデザインに携わりながら、豊かな生活をおくることにつとめる。過去の仕事にPARCO、LUMINE、HARUTAなどのファッションシーズンビジュアル、 店舗や展覧会のアートディレクション、書籍やCDジャケットのデザインなど。またアートブックやスカーフなどの自主制作作品もつくり続けている。

[Event] POST in MORIOKA

Added on by Yusuke Nakajima.

この度、岩手県盛岡市にある書店「BOOKNERD」で、POSTのポップアップイベントを開催いたします。

illustration by Hyuga Watanabe

【イベント概要】

POST in MORIOKA

会場:BOOKNERD
〒020-0885 岩手県盛岡市紺屋町6-27 1F
会期:2023年9月9日(土)~2023年9月17日(日)
時間:11:00-17:00
定休日: 火曜日・水曜日

POSTスタッフ在廊日:9月9日(土)

岩手県の盛岡市を拠点に、新刊本・洋書・古書・レコード・CD・雑貨などを扱う「BOOKNERD」。
3回目となるポップアップイベントでは、POSTのメインラインナップを中心に、最近入荷したタイトルなどを展開する予定です。

今回は初日にスタッフの在廊も予定しております。
盛岡の皆さまにお会いできることを、楽しみにしております。

お近くの方はぜひお立ち寄りください。

[Exhibition] 蓮沼執太 池谷陸 田中せり / unpeople

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、蓮沼執太、池谷陸、田中せりによる展覧会「unpeople」を開催致します。

【展覧会概要】
蓮沼執太、池谷陸、田中せり / unpeople

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年9月1日(金)~2023年10月1日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
*9月16日(土)は、パフォーマンス・セッティングのため、15:00クローズとなります。

レセプション: 2023年9月2日(土) 17:00-19:00
参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。



パフォーマンスイベント
POST AMBIENT “unpeople + 1 people”
展示空間でニューアルバム”unpeople” レコードを再生させながら蓮沼がサウンド・パフォーマンスを行うイベントです。

日付: 2023年9月16日(土)

17:30 受付開始
18:00 パフォーマンス開始
19:00 パフォーマンス終了
入場料:3,300円(税込)

ご参加をご希望の方は以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://post-ambient.peatix.com/



トークイベント
建築家の青木淳さんを迎えてトークイベントを開催いたします。

日付: 2023年9月22日(金)
登壇者: 青木淳、蓮沼執太

17:30 受付開始
18:00 トーク開始
19:00 トーク終了予定
入場料:1,000円(税込)

青木淳
1956年神奈川県生まれ。東京大学工学部建築学修士修了。磯崎新アトリエ勤務を経て、1991年に独立し、青木淳建築計画事務所(現在はASに改組)を設立。
主な著書に『フラジャイル・コンセプト』 (建築・都市レビュー叢書 / NTT出版)、『JUN AOKI COMPLETE WORKS』(1・2・3巻 / LIXL出版)、『原っぱと遊園地』(1・2巻 / 王国社)、『青木淳 ノートブック』(平凡社)、編著に『建築文学傑作選』(講談社文芸文庫)などがある。
1999年及び2021年と2度、日本建築学会賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣新人賞、2020年に毎日芸術賞を受賞。2019年4月より本学教授および京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)館長を務める。

ご参加をご希望の方は以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://unpeople-talk.peatix.com





展覧会「unpeople」は音楽家・蓮沼執太のソロ・ニューアルバム『unpeople』のリリースを記念したもので、写真家・池谷陸、グラフィックデザイナー・田中せりとの三者による共同展覧会になります。

2022年9月から蓮沼の配信シングルリリースのプロジェクトとして、三者によるコラボレーションによる作品制作がスタートしました。
今展は「unpeople」という人間不在を感じさせるアルバム・タイトルから、田中は人は存在しないが、人が居たであろう気配を残したイメージを着想しました。また池谷は、ある1日の時間、部屋の窓を中心におこる環境の変化を捉えました。蓮沼がライフワークとして行っているフィールド・レコーディングと通ずるように、同じ場所で時間の変化を多角的に捉える実践とも言えるでしょう。

本展ではアルバムのアートワークとして収録される池谷による写真作品をはじめ、田中による空間構成、そして蓮沼による音を通して場所と時間の関係性を考察するサウンド作品で「unpeople」を物語ります。断片的な音、写真というメディアの繋がりによって、鑑賞者は、人間の不在を感じながら自らの立ち位置を見出すことで、人間が作る環境とその外側への視点を創造していきます。

POSTでは一般リリース前に『特別盤 unpeople LPボックス』を先行販売します。この機会に、展覧会といち早く届いたニューアルバムの音楽を合わせてお楽しみください。

 

蓮沼執太 音楽家
1983年、東京都⽣まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、CM楽曲、⾳楽プロデュースなど、多数の⾳楽を制作。また「作曲」という⼿法を応⽤した物質的な表現を⽤いて、展覧会やプロジェクトを⾏う。主な個展に『Compositions』(ニューヨーク・Pioneer Works)、『 ~ ing』(東京・資⽣堂ギャラリー)など。主なグループ展に2021年『FACES』(東京・SCAI PIRAMIDE)。第69回芸術選奨⽂部科学⼤⾂新⼈賞を受賞。
unpeople : https://un-people.com/
PS : http://www.shutahasunuma.com/ps/
Instagram : https://www.instagram.com/shuta_hasunuma/
Twitter : https://twitter.com/Shuta_Hasunuma
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCSHp3rxbTIW0G2KZzk6R2cA


池谷陸 フォトグラファー
2000年東京都生まれ。広告や雑誌、ファッションブランドルックブック撮影はじめ、アーティストとのコラボレーションワークなど幅広く活動。これまでの展示に untitled (daitokai、2017)、Everything is Connected at (Shibuya Hikarie、2018)、Everything is Connected 2 - CHOICE" (COMPLEX BOOST、2019)、ADRIFT (SENDAI AKIUSHA、2019)、New Connectivity (Haku Gallery Kyoto、2021)、A walk of a Seeker (TERRACE SQUARE 2021)。
WEB : https://www.rikuikeya.com/
Instagram : https://instagram.com/ikyri_


田中せり グラフィックデザイナー
1987年茨城県生まれ。2010年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。企業のロゴデザインやブランドのアートディレクション、美術館の仕事などに携わる。主な仕事に日本酒せんきん、小海町高原美術館、SCAI THE BATHHOUSE、本屋青旗のロゴデザイン、DIC川村記念美術館「カラーフィールド」展や森美術館「アナザーエナジー」展の宣伝美術など。また、写真と印刷機を扱い偶発的な表現を試みたパーソナルワークの発表や展示なども行う。
Web : https://seritanaka.com/
Instagram : https://www.instagram.com/seri_tanaka/

[Event] 翠門亭 | NIGHT BOOK STORE

Added on by Yusuke Nakajima.

8月5日(土)から、奈良にある1日1組限定の宿/会員制のカフェサロン翠門亭にて、ポップアップストアを開催いたします。

【展覧会概要】
NIGHT BOOK STORE

会場: 翠門亭
〒630-8301 奈良県奈良市高畑町775
会期: 2023年8月5日(土)~2023年8月15日(火)
会期が9月9日(土)まで延長となりました。
時間: 15:00 – 20:00 (L.O. 19:00)
定休日: 8月27日、9月3日
*7日(月)・8日(火)は、小料理屋<季>の営業はございません。

POSTスタッフ在廊日: 8月5日、6日、12日、13日

8月5日から始まる、奈良の夏の風物詩となった燈花会。そして、15日の奈良大文字送り火。

そんな奈良の夜に、翠門亭で「NIGHT BOOK STORE」と称して夕暮れの少し手前頃からポップアップストアを開催いたします。
また、会期中はナイトブックストアに合わせ、翠門亭サロンは小料理屋<季>(とき)としてオープンし、本とお酒を楽しんでいただける特別な機会をご用意しております。

星の数ほどある本たちとの巡り合う時間を、ぜひ、一つの出会いとしてお楽しみください。

[Exhibition] 松原健 / うつろい

Added on by Yusuke Nakajima.

8月4日(金)より、アーティスト松原健の展覧会を開催致します。初日にはオープニングレセプションの開催も予定しております。

©︎ Ken Matsubara

【展覧会概要】
松原健 / うつろい

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年8月4日(金)~2023年8月27日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日

レセプション: 2023年8月4日(金) 17:00-19:00
参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。

 

松原は80年代よりニューヨークを拠点として写真やオブジェを使ったアート作品を発表しているアーティストです。帰国後も映像、写真、オブジェを組み合わせ、海外での活動を主に、人々の心の奥底に沈む記憶を反復される映像の「ゆらぎ」によって呼び覚ます作品を作り続けています。

近年の作品では、東洋的な無常の概念に関心を持ち、日本人の美意識の根底にある、時のうつろいに対するもののあわれを、過去の記憶への反復といったノスタルジックでネガティブな態度としてではなく、未来の記憶としてのポジティブな反復としての制作をおこなっています。

今回のPOSTでの展覧会では、これまで松原が追求してきた記憶の反復による時のうつろいを、透明スクリーンを使用した映像作品などによるインスタレーションと、ガラスのフレームに直接フィルムトランスファーした平面作品によって展示いたします。

また、ニューヨークの MW Editions より出版された作品集の販売も予定しております。

この機会にぜひお立ち寄りくださいませ。

 

【作品集】
作品集:KEN MATSUBARA

NW Editions
New York City
247 x 167mm
160 pages
ISBN: 978-1-735762-5-1
2022年
6,000円(税抜)

[New Publisher] Hatje Cantz

Added on by Yusuke Nakajima.

本日より、新しい出版社特集がスタートいたしました。

ハッチェカンツは、1945年にジェード・カンツがドイツ南部の都市、シュトゥットガルトに設立した、アート、建築、写真、デザイン、視覚文化に関する本を扱う国際的な出版社です。その創業以来、内容と制作の両面において、クオリティに重点を置いたアートブックを開発・出版しています。

今回の特集では彼らの最新書籍を中心に、約50タイトルをご紹介します。

この機会にぜひお立ち寄りください。

[Event] ART BOOK MARCHÉ 2023

Added on by Yusuke Nakajima.

7月29日(土)から2日間開催されるアートブックのイベント「ART BOOK MARCHÉ 2023」に、POSTも参加いたします。

【イベント概要】
ART BOOK MARCHÉ 2023

会場: AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
会期: 2023年7月29日(土)~2023年7月30日(日)
時間: 12:00-19:00
※7月30日は、終了が18:00になります。
入場無料

▼出展者
AL / KiKi inc.
BANANAFISH BOOKS (China) HeHe
ISI PRESS
Libro Arte
Sakumag + 佐久間裕美子 書肆サイコロ
⻘幻舎
水声社
POST

▼古書ブース
川内倫子(写真家)
木村稔将(デザイナー)
久家靖秀(写真家)
サイトヲヒデユキ(デザイナー)
ドリルデザイン(プロダクトデザイナー)
⻑島有里枝(写真家)
林琢真(デザイナー)
吉田昌平(デザイナー)


2021年夏に恵比寿のALにて、2022年2月に渋谷 PARCOにて開催された、 アート・ブック・マルシェは、本を楽しむ小さなお祭りです。
出版社や書店、アーティストが選りすぐりの本を販売するブースと、クリエイターがコレクションしている古書の販売、お菓子や飲み物の販売などが予定されています。
会場のALはPOSTからも徒歩圏内ですので、夏の週末に、ゆるりと過ごすひとときをお楽しみください。

[Exhibition] 磯谷博史 / 復元の、複数

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、美術家・磯谷博史の展覧会「復元の、複数」を開催いたします。本展覧会は昨年の春から初夏にかけて、長野県の小海町高原美術館で開催された「動詞を見つける」展の図録出版を記念するもので、会期中の土曜日には、毎週トークイベントを開催いたします。

【展覧会概要】

磯谷博史 / 復元の、複数
会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年7月7日(金)~2023年7月30日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日

レセプション: 2023年7月7日(金) 17:00-19:00
参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。

トークイベント
①中尾拓哉 x 磯谷博史
7月8日(土) 18:00-19:00
図録内の往復書簡の企画・構成を担当した美術評論家の中尾拓哉さんを迎えて「動詞を見つける」展の「鑑賞体験と言語」についてお話しいただきます。

②田中せり x 磯谷博史
7月15日(土) 18:00-19:00
図録のデザインを担当したグラフィックデザイナーの田中せりさんを迎えて「動詞を見つける」展の「展覧会と図録デザイン」についてお話しいただきます。

③伊藤貴弘 x 磯谷博史
7月22日(土) 19:00-20:00
図録のテキストを担当した写真美術館学芸員の伊藤貴弘さんを迎えて「動詞を見つける」展の「写真」についてお話しいただきます。

④蓮沼執太 x 磯谷博史
7月29日(土) 18:00-19:00
「動詞を見つける」展でサウンド・パフォーマンスを行った音楽家の蓮沼執太さんを迎えて展覧会での「空間と音」についてお話しいただきます。

参加費:1,000円(税込)

※参加費のお支払いは現地支払い、現金のみのご対応となります。
※要予約。ご参加をご希望の方はメールアドレスtsunoda@limart.net まで

・参加ご希望の回(「①中尾拓哉 x 磯谷博史」など)
・お名前
・お電話番号
・参加人数

を明記のうえご連絡ください。

POSTでの展覧会では、小海町高原美術館の個展でも中心的な作品となった写真作品のシリーズ「着彩された額」から、大小の作品をギャラリー空間に呼応させ展示を行います。

 「着彩された額」シリーズは、身の回りの小さな発見をモチーフとしたもので、撮影されたカラー写真をセピア色に変換し、元々の画像に存在していた色をフレームに塗装するという手法が使われています。セピア色の写真とフレームにペイントされた色彩が、鑑賞者の想像力によって重ね合わされ、「復元」を促すことを意図しています。この作品には、撮影された瞬間から過去となっていく写真を、現在につなぎとめることへの関心が表れています。

展示期間中、毎週土曜日の夕方に開催されるトークイベントには「動詞を見つける」展に関わったゲストを招き、昨年の展示を振り返りながら、各々の「動詞を見つける」展の「復元」についてお話する予定です。

この機会に、展覧会とトークイベント、合わせてお楽しみください。

 

【プロフィール】

磯谷博史(美術家)
東京藝術大学で建築、同大学院およびロンドン大学ゴールドスミスカレッジで美術を学ぶ。写真、彫刻、ドローイングを通じて、知覚の複数性と時間の多様な性質を再考している。主な個展に、「動詞を見つける」(小海町高原美術館、長野、2022年)、「『さあ、もう行きなさい』鳥は言う『真実も度を超すと人間には耐えられないから』」(SCAI PIRAMIDE、東京、2021年)、主なグループ展に「Constellations: Photographs in Dialogue」(SFMOMA、サンフランシスコ、2021年)「Lʼ Image et son double」(ポンピドゥー・センター、パリ、2021年)、「六本木クロッシング 2019:つないでみる」(森美術館、東京、2019年)など。
Web: https://www.whoisisoya.com/
Instagram: https://www.instagram.com/hirofumi_isoya/


中尾拓哉(美術評論家/芸術学)
近現代芸術に関する評論を執筆。特に、マルセル・デュシャンが没頭したチェスをテーマに、生活(あるいは非芸術)と制作の結びつきについて探求している。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。編著書に『スポーツ/アート』(森話社、2020年)。主な論考に「リヒターと1960年代のマルセル・デュシャンの再評価」(『ゲルハルト・リヒター』青幻舎、2022年)など。近年のキュレーションに「メディウムとディメンション:Liminal」(柿の木荘、2022年)、「ANOTHER DIAGRAM」(T-HOUSE New Balance、2023年)。現在、女子美術大学、多摩美術大学、東京藝術大学、東京工業大学、立教大学、早稲田大学非常勤講師。


伊藤貴弘(東京都写真美術館学芸員)
1986年東京生まれ。2013年より東京都写真美術館に学芸員として勤務。主な企画展に「松江泰治 マキエタCC」展、「琉球弧の写真」展、「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」展、「小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol. 15」展、「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」展、「いま、ここにいる―平成をスクロールする 春期」展など。女子美術大学非常勤講師。


田中せり(グラフィックデザイナー)
1987年茨城県生まれ。2010年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。企業のロゴデザインやブランドのアートディレクション、美術館の仕事などに携わる。主な仕事に日本酒せんきん、小海町高原美術館、SCAI THE BATHHOUSE、本屋青旗のロゴデザイン、DIC川村記念美術館「カラーフィールド」展や森美術館「アナザーエナジー」展の宣伝美術など。また、写真と印刷機を扱い偶発的な表現を試みたパーソナルワークの発表や展示なども行う。
Web: https://seritanaka.com/
Instagram: https://www.instagram.com/seri_tanaka/


蓮沼執太(音楽家/アーティスト)
1983年東京都生まれ。「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、プロジェクトなどを制作。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク、2018 年)、「 〜 ing」(資生堂ギャラリー、東京、2018 年)など。また近年のパブリック・プロジェクトやグループ展に「Someone’s public and private / Something’s public and private」(Tompkins Square Park 、ニューヨーク、2019 年)などがある。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
Web: http://www.shutahasunuma.com/
Instagram: https://www.instagram.com/shuta_hasunuma/

[BIBLIOTHECA] Bharat Sikka x 太田睦子(IMA magazine) トークイベント

Added on by Yusuke Nakajima.

2023年5月28日(日)ドーバー ストリート マーケット ギンザ 7階 書籍スペース BIBLIOTHECA(ビブリオテカ)にて、 インド・ニューデリー出身の写真家Bharat Sikka(バハラ・シッカ)のトークイベントを開催致します。

©︎Bharat Sikka

【イベント概要】

会場: BIBLIOTHECA
〒104-0061 東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館7階
開催日: 2023年5月28日(日)
時間: 17:00-18:00
登壇者: 太田睦子、バハラシッカ
通訳: ヒントン実結枝

*トーク終了後にブックサイニングを開催致します。
*トークイベント時には通訳が入ります。

参加費無料。
参加をご希望の方は以下のリンクより、お申し込みください。
https://bibliotheca-28-05-2023.peatix.com/view

 

バハラ・シッカはインドのニューデリー出身の写真家で、パーソンズ・スクール・オブ・デザインで写真を学び、現在はヨーロッパとインドを拠点に活動しています。インド社会において、昔から変わらない文化的なものや近年の社会的な変化をテーマに、作品制作を行なっています。

本トークイベントでは、写真雑誌IMA magazineの編集長、太田睦子を迎え、アーティストの作品紹介だけではなく、インドの現代写真シーンについてもお話しいただきます。また、イベントの最後には、作家の娘であるマナット・シッカによるポエトリーリーディング、そしてバハラ・シッカによるブックサイニングも予定しております。

またBIBLLOTHECA店頭では、バハラ・シッカの作品から「Waiting for Midnight」の展示、そしてエディション付きのプリントの販売も行います。

中々触れることのない南アジアの現代写真シーンに関して、考えを巡らすきっかけとなるイベントになっております。

この機会にみなさまのご参加をお待ちしております。

 

・エディションプリント

販売価格:16,000円(税込17,6000円)
大きさ:A3サイズ
プリント:308 gsm photo rag baryta
エディション数:20

[Exhibition] Bharat Sikka / The Sapper

Added on by Yusuke Nakajima.

POSTでは5月27日(土)より、インド人写真家バハラ・シッカの展覧会を開催いたします。作家も来日予定で、初日にはオープニングパーティーを開催いたします。

©︎ Bharat Sikka

【展覧会概要】
Bharat Sikka / The Sapper

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2023年5月27日(土)~2023年6月25日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
プロジェクトマネージャー: 山田佳苗

レセプション: 2023年5月27日(土) 17:00-19:00
参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。

トークイベント: 2023年5月28日(日) 17:00-18:00
会場: BIBLIOTHECA
〒104-0061 東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツビル7F
登壇者: 太田睦子(IMA magazine)、バハラ・シッカ
参加をご希望の方は、以下のリンクよりご登録をお願いいたします。
https://bibliotheca-28-05-2023.peatix.com/view

 

バハラ・シッカはインドのニューデリー出身の写真家で、パーソンズ・スクール・オブ・デザインで写真を学び、現在はヨーロッパとインドを拠点に活動しています。インド社会において、昔から変わらない文化的なものや近年の社会的な変化をテーマに、作品制作を行なっています。

今回のPOSTでの展覧会では、バハラ・シッカの最新作「The Sapper」を展示いたします。
本作は3年かけて制作され、シッカの人生において身近な存在である父親の世界を深く掘り下げたものになっています。
タイトルの「The Sapper」は、父が昔インド陸軍工兵隊に属していたことに由来し、成人した子供が、もう一人の大人である父親を見るために、同等な視点を採用する役割を持っているといえます。

シッカ自身も成熟した大人であり、父親であるという立場から自身の父親を見つめた本作は、家長も写真家も他者に対して優位に立つことのない、交友関係の物語になっています。作家と父親の共同作業により、2人はプロジェクトの過程で多層的な写真関係を築き上げ、日常生活の親密なポートレートから共同作業によるパフォーマンスや演技まで、さまざまなイメージを生み出しました。

日本での個展は初となるこの機会に、ぜひ足をお運びください。

 

【書籍情報】

Bharat Sikka – The Sapper

Fw: Books
192ページ
ソフトカバー
280 x 240 mm
9789083225197
2022年
6,700円(税抜)