[Exhibition] 川内倫子 / いまここ

Added on by Yusuke Nakajima.

この度POSTでは、谷川俊太郎・詩、川内倫子・写真絵本『いまここ』の発売を記念して、展覧会を開催いたします。

©︎ Rinko Kawauchi

【展覧会概要】

川内倫子 / いまここ

会場: POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期: 2024年2月3日(土)~2024年3月3日(日)
時間: 11:00-19:00
定休日: 毎週月曜日
*初日のトークイベントはギャラリースペース内で行うため、開催時間にご来店いただくと展示をゆっくりとご覧いただけません。ご注意ください。

レセプション: 2024年2月3日(土) 17:00-19:00
*参加費無料、事前予約不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。


トークイベント
写真展の初日に、川内倫子と原田郁子、本書のアートディレクションを手がけたサイトヲヒデユキのトークイベントを開催します。「いまここ」の写真とたくさんの本に囲まれながら、「いまここ」の時間を共有するつどいです。

出演:川内倫子、原田郁子、サイトヲヒデユキ

日付: 2024年2月3日(土)

14:30 受付開始
15:00 トークイベント開始
16:30 トークイベント終了

定員:30名

料金:1,500円(税込)
*終演後、川内と原田によるサイン会を開催いたします。

参加をご希望の方は、以下のリンクよりお申し込みください。
https://talkevent-rinkokawauchi-imakoko.peatix.com/
*トークイベントは満席となりました。

 

『いまここ』は谷川俊太郎の詩に、川内倫子が写真を合わせた写真絵本。日本科学未来館で上映されたプラネタリウム「暗やみの色」から始まった、原田郁子の楽曲「いまここ」の谷川の詩から生まれた一冊です。原田の楽曲「いまここ」は、2023年発売された15年ぶりのソロアルバム「いま」に収録されている、0歳から91歳までの声、谷川自身の朗読、呼吸音、心音、rei harakamiのサウンドをフューチャーした11分半におよぶ大作となります。楽曲制作時に原田が川内の写真展「M/E 球体の上 無限の連なり」を訪れたことから、「本」としてのプロジェクトが動き出しました。

言葉と写真が呼応するように川内自身が構成した写真絵本『いまここ』では、アートディレクター・サイトヲヒデユキのデザインによって、言葉自体もリズムを持ちながらページが流れていきます。自分の存在について問いながらも、さまざまな受け取り方ができる「いまここ」という根源的な詩。それが静けさの中に自然の息づかいを感じる瑞々しい写真と重なり合うことで、寄り添いながらも、時空を超えた旅へと連れて行ってくれます。

本展では写真絵本から川内がセレクトした写真作品のほか、原田の楽曲「いまここ」のために川内が新たに制作した映像も上映予定です。

この機会にぜひご来場くださいませ。

 


書籍『いまここ』

仕様:197 x 220 mm/上製本/64P
詩:谷川俊太郎
写真:川内倫子
企画:原田郁子
デザイン:サイトヲヒデユキ

言語:日本語・英語

定価:2,500円+税
発行:torch press