ケルンを拠点に、アート関連の書籍を中心に年間約180タイトルを出版している。1968年秋にVerlag der Gebr. König,
Cologne-New Yorkとして設立され、「Treuen
Husar」にて開催されたケルン・アートショーでフランツ・エアハルド・ヴァルターの本「OBJEKTE,
benutzen」を扱ったことが始まり。それに次いでアート、建築、映画、ファッション、写真関連の本を扱う書店を1年後にオープンした。
同年フランクフルト・ブックコンベンションにてブースを構え、ケルン・アート ショーを代表しアリソン・ノウルズの「Big
Book」をRowohlt出版社と協力し紹介。そして、A.R.ペンク、イェルク・イメンドル、スタンリー・ブラウン、クラウス・ボームラー、そしてギ
ルバート&ジョージ(ギルバート&ジョージは書店のウィンドウディスプレイも手掛けた)の初となるアーティストブックを出版。1983年、カスパー・ケー
ニッヒの引退後、Verlag der Gebr. König, Cologne-New YorkからVerlag der
Buchhandlung Walther König,
Cologneへ改名。河原温、マルティン・キッペンバーガー、ジョージ・ブレクト、クリスチャン・ボルタンスキー、ソル・ルウィット、ローレンス・ウィ
ナーなど、国際的に有名なアーティストによる約250タイトルの本を(主に美術館やギャラリーの協力を得て)1968年より出版してきた。また、アートヒ
ストリーやエステティックス、古典的アーティストブックの再版、エキシビジョンカタログの出版も手掛ける。
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