この度POSTでは、ホンマタカシの新しい作品集『Tokyo Olympia』の刊行を記念して、展覧会を開催いたします。
【展覧会概要】
Takashi Homma / Tokyo Olympia Reconstruction Sokkyou
会場:POST
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
会期:2022年10月13日(金)~2022年11月5日(日)
時間:11:00-19:00
定休日:毎週月曜日
協力: TARO NASU
ワークショップ
書籍『Tokyo Olympia』内に使用されている作品を、ホンマさんがカッターでカットし、参加者の方々がその断片を自由に手作業で組み替え、新しいイメージを作るワークショップです。
制作した新しいイメージはご自宅へお持ち帰りいただけます。
日付: 2023年10月15日(日)
13:30 受付開始
14:00 ワークショップ開始
16:00 ワークショップ終了
子供(高校生以下):5,000円(税抜)
大人:15,000円(税抜)
ご参加をご希望の方は以下のリンクよりお申し込みくださいませ。
https://event-tokyoolympia-reconstruction-sokkyou.peatix.com/
書籍『Tokyo Olympia』はホンマの代表的とも言える作品『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(1998年光琳社刊)の続編であり、再解釈となる作品集です。
東京オリンピックの開催や、築地市場の豊洲への移転など刻々と変化する都市の景色と、決して変わることのない街並みを6年間以上にわたり撮影し、1冊にまとめました。
今回の展覧会では、デザイナーによる、ホンマの写真を再構築した作品の展示を行います。参加デザイナーは、石塚俊、加瀬透、小池アイ子、山田悠太朗、米山菜津子、脇田あすかの6名で、『Tokyo Olympia』に掲載されている作品を、それぞれの解釈でコラージュしました。
また、作品集『TOKYO OLYMPIA』『THIRTY-SIX VIEWS OF MOUNT FUJI』の販売と、それぞれのシリーズから制作したポスターの販売も行います。
この機会にぜひお立ち寄りいただけると幸いです。
【販売書籍情報】
TOKYO OLYMPIA
board book
100 pages
215 x 288 mm
color
2023
NIEVES
14,000円(税抜)
THIRTY-SIX VIEWS OF MOUNT FUJI
softcover
80 pages
240 x 300 mm
color, black and white
2023
MACK
7,500円(税抜)
【販売ポスター情報】
TOKYO OLYMPIA
594 x 444 mm
Ed: 100
4,500円(税抜)
THIRTY-SIX VIEWS OF MOUNT FUJI
594 x 444 mm
Ed: 100
4,500円(税抜)
【参加デザイナープロフィール】
石塚俊
1983年埼玉県生まれ。2007年早稲田大学第一文学部卒業。現代美術や舞台芸術、音楽、ファッションなどの分野において、宣伝美術をはじめ書籍装丁やディスプレイデザインに取り組む。自身のスタジオ/プロジェクトスペース「ピープル」を運営。JAGDA新人賞2023受賞。
加瀬透
1987年、埼玉県生まれ。美術・書籍・音楽・ファッション等の領域でのグラフィックデザインワーク、また自身がグラフィックそのものの性質と考える「痕跡」「弱さ」「非自立性」「大量生産品による立ち上がるイメージの場」等を巡る制作・展覧会を行い、各種メディアへのコミッションワーク等も行う。近年の個展に『2つの窓辺』(CAGE GALLERY、2021)。また『エナジー・イン・ルーラル|Energies in the Rural』(国際芸術センター青森 ACAC、2023)に梅沢英樹氏の共同制作者として展覧会へ参加。受賞歴にJAGDA新人賞等。京都精華大学 メディア表現学部 イメージ表現専攻 非常勤講師(2023–)。
小池アイ子
1989年、東京都生まれ。セントラル・セント・マーチンズ大学グラフィックデザイン学部卒業後village®に所属し、2016年に独立。「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」のアートディレクション/グラフィックデザインなどを手がける。
山田悠太朗
1992年北海道生まれ。2018年東京藝術大学 大学院修士課程修了。2018年より田中義久に師事、現在centre Inc. 所属。文化施設や展覧会のVI、サイン計画、作品集や書籍の装丁などのグラフィックデザインと、収拾した不用品を支持体とした絵画の制作を並行して行う。主な展覧会に「ストレンジャーによろしく(」石川、2021)、「Flatways」(centreproject、東京、2022)、「杭とトンガリ」(杭とトンガリ、東京、2023)、「うららか絵画祭」(東京、2023)、などがある。
米山菜津子
1981年東京生まれ。2003年に東京藝術大学デザイン科卒業、グラフィック・エディトリアルデザイナーとして活動開始。CAP、PLUG-IN GRAPHICを経て2014年にYONEYAMA LLC.を設立。出版レーベルYYY PRESS主宰。オムニバス冊子『GATEWAY』を不定期で発行するほか、オルタナティブスペースSTUDIO STAFF ONLY運営としても活動している。
http://natsukoyoneyama.tokyo.jp
脇田あすか
グラフィックデザイナー・アートディレクター。1993年生まれ。東京藝術大学デザイン科大学院を修了後、コズフィッシュを経て独立。あらゆる文化に対してのデザインに携わりながら、豊かな生活をおくることにつとめる。過去の仕事にPARCO、LUMINE、HARUTAなどのファッションシーズンビジュアル、 店舗や展覧会のアートディレクション、書籍やCDジャケットのデザインなど。またアートブックやスカーフなどの自主制作作品もつくり続けている。